タイでは近々選挙が行われます。数年前の選挙では赤シャツ派と黄シャツ派に分かれて大きなトラブルになりました。あのときはスワンナブーム空港閉鎖という大問題に発展し外国人にも大きな影響を及ぼしました。チットロム付近のデパートでは放火と略奪が起き、日本人ジャーナリストが被害に遭うという大事件に発展しました。選挙前日はスーパーやコンビニで酒類の販売が中止になり選挙のために多くの店が閉店します。しかしあまり市民の関心は大きくないようで、これは世界共通のものなのかと思いました。今までの選挙ではプミポン国王がいらしたので何かあったときは国王の指示に従うという国民感情がありましたが、現在の国王は即位前からあまり評判がよくなく、先日のニュースで取り上げられていた妹様の方に人気があったのも事実です。ビジネスをする者や外国人にあまり悪い影響がなく、タイの将来を本当に考えて行動するリーダーが選ばれて欲しいものです。