香川県高松市えがお歯科の新着情報

Non B VISA取得の状況

先日チャンチャイ先生と日本人歯科衛生士のVISA取得状況について話し合ってきました。衛生士のVISA取得が非常に厳しくなってきているとの情報です。これは歯科衛生士に限らず日本人がタイ国内で仕事をするためのVISA取得がむずかしくなってきているとのことでした。新興国(その前は発展途上国)では発展が遅れている時代には外国人を多く迎え入れ、その資本、技術力、スキルを吸収しようとします。そして年月がたち、外国人が国内で働くメリットがなくなると外国人を締め出しにかかります。これは自国民の職を増やしスキルを上げ、国を育てるために行うのです。そしてまた年月がたつと自国民が地道な仕事をいやがるようになり労働力が不足してきます。この場合には二つのモデルがありアメリカ型の場合には移民を受け入れまたしばらくの間反映することができましたがついに移民に国を乗っ取られそうになり(仕事を奪われるため)、移民排除に動き始めました。また、イギリス型の場合移民を受け入れることには反対し国が衰えていくことをある程度受け入れ小さな国家を目指した例もあります。どちらにせよその繁栄と衰退のタイムラグはあるにしてもどの国も同じような道をたどって行くのだと思います。これはローマ帝国以来、世界の歴史が証明していることであり、今の日本もタイもこの歴史のスパイラルのどこにいるかが少し違うだけで同じ道を歩んでいます。今を生きる私たちはこの歴史の流れを把握しそれぞれの国や個人がどこに位置しているのかを考え自分の目標を定めていかなければなりません。

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