コロンボ市内や近郊では港湾、ショッピングモール、外資系のホテル、高速道路、コンドミニアム(マンション)など大型の建設工事が至るところで行われています。発展中の東南アジアの国によく見られる光景です。発展が遅れた国や地域に外資によってインフラや建築物が作られ多くの富を外国人と一部の現地人が独占し、見かけ上は発展しているにもかかわらず国民の暮らしはあまりよくならないという典型的な発展をしているように思います。それでもインターネットを中心とした情報からどの国の人も周りの国の変化を見ることができるため自分の国も同じように近代的な国になり自分もそのような暮らしをしたいと願っていくようです。その結果、地球温暖化など様々な弊害が出て大きな環境問題となっていくのでしょう。しかしながら現在も地球規模の発展が続けられています。人類がより便利で快適な生活を望むことは当然の権利であり、少しだけ先に発展した私たちに彼らに発展を止めさせる権利はなく、彼らの発展を手助けし結果的には環境を破壊していくのでしょう。人類の発展から地球を守るには先に発展した国々が破壊のすくない繁栄を示していかなければならないのだけれど今のところその気配はないようです。スリランカも今後5年は物価高騰と好景気が訪れるのかもしれません。