スリランカではコロナウイルスの感染者が約2000人、死者は11人であるにもかかわらず国際空港は閉鎖され外国との交易はほとんど遮断されています。経済は大きは打撃を受けたくさんの商業施設に影響が出ています。私たちのクリニックも現在閉鎖中で8月頃の再開を目指して準備しているところです。隣国であり大国であるインドで大きな感染が起きているため小国であるスリランカはインドの影響を大きく受けるようです。私どものクリニックでもインド人Dr.が入国できなくなり困っているところです。また、中国による港湾の開発が行われていましたがこちらも工事が遅れているようです。スリランカは資源の少ない国ですから観光業で受ける打撃は大きく元の状態に戻るには時間がかかりそうです。しかし一部の富裕層はあまり関係ないようにふるまっています。これがアジア諸国の特徴かと思います。富める者はますます富、貧しきものはいつもと変わらず貧しい。しかしながら富める者も貧しきものもみな楽しそうに日常を送っているように見えます。日本人は特に通勤時など悲壮感を感じることがありますが、アジアの国々ではなんか楽しそうで現地で暮らしてみると元気をもらいます。
コロナ終息後にスリランカで働いてくださる先生を募集しています。よろしくお願いします。