スリランカで死者300人を超す大事件が起きました。現地ではまだ危険があるとの情報もあり国民もなりを潜めている状態です。ローマ帝国が周辺蛮族から襲われローマ帝国が崩壊したときに多くの民が故郷を離れ安全な場所に移り住んでいきました。スリランカでも裕福なものは一時的であるにせよ国を離れているようです。しかし、ほとんどの人々はいく当てもなく危険が迫っているにもかかわらずそこに居続けるしかありません。そして運命を受け入れ無事とささやかな幸せを祈るのです。スリランカ人は外国での入国VISAを取得するには資金が必要です。日本人もブラジルの入国VISAを取得するには貯金額を証明する必要があります。それは不法滞在を防ぐために必要な処置であるようです。アメリカメキシコ国境で壁が築かれようとしているのも不法入国を防ぐためのものであり、法律を守ることは国民の義務ですから仕方がないことなのかもしれません。スリランカでも一部の人たちだけではなく国全体が早く平常を取り戻し、早く優しい人たちの住む国に戻ってほしいと願っています。