海外に荷物や書類を送る方法として郵便局のEMSが一般的です。FEDEXなど民間の国際宅急便は大都会にはたくさんの営業所がありますが、地方にはあまり支店がなく不便な場合が多いです。バンコクのトンローデンタルクリニックは併設のT-LAB(技工所)があったのでたくさんの荷物があり毎日のように集配に来てくれていましたからこちらに送るときはいつもFEDEXでした。しかしこちらから送る場合には郵便局のEMSがコストも利便性も一番のように思います。最近ではEMSはインターネット上で集配を16時までにリクエストするとその日のうちに集配に来てくれます。しかし残念ながら集配者の能力に大きな差があり今までタブレットやスマホを使ったことのない世代のいわゆる「郵便局のおじさん」が集配に来ると全然内容を把握してなくて、電話を何度もかけながら時間がかかり邪魔でしょうがなかったこともあります。若い女性の集配者の時は実にスムースに集配してくれました。この頃はめんどくさいので自分で近くの郵便局にいって手続きしています。ただ、荷物に関してはタイやスリランカの税関では荷物を開けての検査は当たり前のようで、前回歯科用機材を送ったときは金額も正確な金額を明記し、開けて確認されることを前提に送りました。だから日本から送ったときのほうが時間がかかることも多いです。佐川急便では大々的なCMをやって海外への荷物を増やそうとしているようですが金額もかけ離れていたり日数もEMSよりかかることが現時点では多いようです。民間が本気でビジネスとして乗り出してくれれば費用もサービスも期待できると思うのですが、現時点ではEMSに軍配が上がっているように思います。