香港では数ヶ月のあいだ一人の感染者もなく香港ではコロナウイルスによる感染は終わったと思われていた。香港では数年前にSARSによる感染で大きな被害を受け、行政もその教訓を生かし早めの対応を行いコロナウイルスの感染を防ぎきったかに見えた。しかしながらここにきて再び感染者が増加を始めた。今回のコロナウイルスは数年前のSARSとは状況が異なるらしい。このことは日本においても当てはまるのかもしれない。アメリカを筆頭に世界ではまるで感染をなくすことはできず免疫力の低いものが感染すると重症化し命に関わることもわかった上でロックダウンのような無理な感染防止は行わない方針をとっている。またそれは今の科学力ではコロナウイルスを防ぎきれないと世界の行政府が認めたことを意味しているのかもしれない。日本でもはやくから「With コロナ」という言葉が広がっているようにコロナウイルスによる感染は防げないことがわかっているのかもしれない。私たちは常に命の危険にさらされながら生きていくという新しい覚悟を決めた世界に突入しているのかもしれない。