歯科矯正が大きく変わろうとしています。今までの矯正治療は矯正専門医によるワイヤーを使った治療が中心でしたがこれからはマウスピースのようなものを使ったコンピューターシステムによる矯正治療が主流になるでしょう。コンピューターによる予想された治療を歯科医がアシストしていけば矯正ができる時代になりました。矯正専門医という概念がほとんどなくなりどの歯科医院でも矯正治療を行えるようになっています。時代は変わるものです。その時代の変化についていかなければなりませんがそれもそんなにむずかいしものばかりとはかぎりません。スマホもそうですし情報が有り余る時代に取捨選択して必要なものを取り入れ飛鳥でないものは省く、その繰り返しを続けていくことがこれからの時代に要求されると思います。50代以上は今までその経験がないからと避けがちで、若者についていけないと思っている方も甥と思いますが、逆に心配なのは若者の方かもしれません。50代以上は新しいものにはなかなかついいていけなくともそれ以外のスキルがあり、定年まで後10数年ですからなんとかなるかもしれません。しかし今の若者は必要なものと必要でないものを区別する能力が足りない場合が多いです。また、最低限の必要なものを会得していない場合が多いので一部の業者からコントロールされやすく独自の路線を切り開いていく能力に欠け、辛抱強く同じことを繰り返したり地味な仕事を嫌う傾向が強く、自分に合っていないからという理由で仕事を辞める傾向が強いといわれています。矯正治療に限らずしっかりとしたスキルを持ち新しいことを取り入れ順応していく力を持つよう努力しなければなりません。これは海外での暮らしを考えている方には本当に大きな課題で、何もないけどやってみようでは海外での暮らしを早くあきらめることになりまねません。日本で十分通用する人間になって世界を目指してほしいと思います。